Ayuzo Note東京→沖縄県宮古島市に移住、島暮らし!

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博士の愛した数式
評価:
寺尾聰,小川洋子,小泉堯史,深津絵里,齋藤隆成,吉岡秀隆,浅丘ルリ子,加古隆,上田正治
角川エンタテインメント
¥ 3,860
(2006-07-07)
GW中に何本かDVDをレンタルして見ました。
中でもこれはすご〜く良かったので、レビュー☆

私はとにかく数学アレルギーで、もう高校時代なんて教科書開いただけで眠くなってしまうくらい苦手な学問だったのですが、この映画を見て数学に対する考え方、心持ちが180度変わりました。映画を見ていて自然に数式、数字に興味が持てた。
きっと学生の頃に見ていたら、もっとちゃんと数学の勉強してみようって気持ちになったんじゃないかな…私はもうスッカリ固まった頭の年齢だけど、この映画は是非に中高生にお勧めしたいです。(ってこんなとこに書いてもあんまり意味がないかっ)

なんだか数学って哲学にすごく近い部分があるな、と感じました。

80分しか記憶が持たない博士、そのために世話をしに来る家政婦さんのことも次の日にはまるで初対面のようになってしまうのですが、ジャケットにたくさんメモをクリップで留めてあって、「新しい家政婦さん」という言葉と家政婦(深津絵里)のイラストを描いてあるのがすごく微笑ましかったw

色んな数字に意味合いと関わりを、まるで人間関係上でのことのように結びつけて話す博士に、好奇心旺盛で興味を持ってお話しを聞いている家政婦さん(と、その息子のルート)の静かな物語でした。

人生を数式に置き換えて考える。
数字が幸せにつながる。


数学だけじゃなくてどんな事でも自分が信念を持ってやっていることは、直接的に何かの役に立ちそうにないように見えることでも、その人にとっては人生そのもので役に立たないどころかそれがその人の生きる道・方法であって、他人から見てもとても素敵なことで…そしてそうして得られた幸せの感覚や方法は自分だけのモノじゃなくて、そうしようと思ったら側にいる人にも分けてあげられることなんだな、と思いました。

近年見た邦画の中のナンバーワン!ってくらい感動した映画です。
キャストも良かった。唯一残念なのは博士のその後が見れなかったことかな…でもそういうの見ちゃったら普通になっちゃうのかな。

とってもおすすめの映画ですので、もし見ていない方是非にww
優しい気持ちになりたい時に最適です!

原作も読んでみよう♪
| 14:32 | その他のこと | comments(0) | trackbacks(0) | posted by あゆ蔵 |
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